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足場職人の仕事内容とは?きついと言われる理由も紹介!

2024年02月24日

足場職人の仕事内容とは?きついと言われる理由も紹介!

足場職人の具体的な仕事内容

足場職人と聞くと、足場の組立や解体などの力仕事が多いイメージがありますが、デスクワークも行っています。ここからは、足場職人の具体的な仕事内容を紹介します。

仕事内容①足場を設置する場所の選定

まずは、足場を設置する場所を事前に確認する必要があります。その後、足場図面を作成し、必要な部材を洗い出します。

足場の組立に必要な部材の調達も足場職人の仕事です。また、足場職人は届いた部材を、打ち合わせで決められたスケジュール通りに現場まで運ばなければなりません。

仕事内容②足場の組立・解体

足場の組立・解体が足場職人のメインの仕事です。足場職人は、建設現場だけではなく、戸建て住宅の工事でも足場を設置します。

また、新築や改修だけではなく、外壁塗装を行う際も足場が必要です。住宅が密集する地域で作業することも多いため、隣の建物を傷つけないように足場の組立・解体を行う必要があります。

また、工事終了後は足場を解体しなければなりません。解体後は建物周りの掃除も行います。

足場は工事が終わればなくなってしまうため、工事自体が形として残ることはありません。しかし、多くの工事現場で重要な役割を担っています。

足場職人の仕事がきついと言われる理由

新築・改修工事や外壁塗装を行う際に必ず必要となるのが足場です。多くの現場で必要とされる足場職人ですが、仕事内容がきついと言われています。

ここからは、足場職人の仕事がきついと言われる理由を紹介します。

朝が早い

足場がなければ工事を始められないため、足場職人の仕事開始時間が他より早い傾向にあります。夜間は足元が見えにくいため、日没までに作業を終えなければなりません。

足場の組立は、正確さとスピードが求められます。また、足場の組立が終わった後も翌日の工事に合わせて、足場部材の準備を行う必要があります。

力仕事が多い

足場職人は重力に逆らって足場部材を組み立てる必要があるため、一定以上の体力が必要です。足場職人は、重さ2~10kgほどある材料を肩に担いで運ぶ作業を繰り返します。

材料を落とすと大事故に繋がる可能性があるため、慎重に材料を運ぶ必要があります。

天候の影響を受ける

足場職人は屋外で作業を行うため、天候の影響を受けやすいです。冬場は防寒対策、夏場は熱中症対策をしながら作業を行う必要があります。

室内のように空調設備がないため、過酷な環境で力仕事を行わなければなりません。空調服や防寒着で対策を行うことも可能ですが、天候によっては過酷な労働環境になるという覚悟をしておいた方が良いでしょう。

危険な高所作業

足場職人は、地上作業よりも高所作業が多いです。そのため、常に転落のリスクが伴います。風や雨の日はいつも以上に慎重な作業が求められ、気疲れしてしまう人も少なくありません。

足場職人に求められる能力とは?

足場職人は重量のある材料を持って高所で作業を行うため、注意力や集中力が必要です。転落や部材の落下に注意を払いながら、正確かつスピーディーに作業を進める力が必要になります。

また、足場職人は数人のチームになって仕事を行います。安全でスムーズに作業を進めるために、チームワークを大切にし積極的に仲間とコミュニケーションを取らなければなりません。

足場職人は集中力やコミュニケーション能力だけではなく、体力も必要です。仕事をしていくうちに自然と体力がついてきますが、食事や休養といった自己管理も重要です。自主トレーニングを行うのも良いでしょう。

足場職人の年収はいくら?

足場職人には高度な技術が求められると同時に、高所作業での危険が伴うため、左官職人や大工に比べると年収が高いと言われています。

しかし、キャリアによって年収は大きく異なります。会社によってはボーナスが支給されることもあります。

足場職人の親方の場合の平均年収は600~800万円です。足場職人見習いの場合は日当7,000~8,000円ほど支払われるケースが多く、仕事を覚えてキャリアを積めば、日当が上がります。

天候によって作業ができなかった場合は、日当が支給されないため、注意しなければなりません。

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